過去の参加者の

キャリア甲子園で見たもの。

金 銀美

2014年度総合優勝 「Shock!」
現 青山学院大学 経営学部 経営学科 1年生

キャリア甲子園第三回開催、おめでとうございます。
私が参加させて頂いた第一回キャリア甲子園は今から2年前、私が高校二年生の時になります。
担任の先生の一言で何気なく始めてみましたが、振り返ってみれば今の私を形成する大事な分岐点だったようにも思えます。

その時、キャリア甲子園は新しいプロジェクトということもあって、ほとんど模索状態からのスタートでした。グループを組んで、講義を受け、そして課題の為に準備をする。
一見簡単なように見えますが、かなりの苦労を伴いました。学業との両立がなかなかうまくいかない、画期的なアイデアも出ずグループ内での意見の不一致、時間不足による焦りや話し合いでの衝突……。
本当に準備期間中のグループ内の空気は穏やかとは言えませんでした。でもその分、決勝進出が決まった時の喜びはすごく大きかったです。

このように、キャリア甲子園の参加にあたって将来入るであろう企業や社会の空気を一足先に感じられただけでなく、アイデアを出すことの難しさ、意見をまとめることの難しさ、また北米へ訪れたことで自分の視野の狭さというものをひしひしと実感しました。

「講座を聴いてみたい!」「優勝して北米に行きたい!」

きっかけはどうあれ、一歩踏み出して気軽に始めてみてはいかがでしょうか?

石井 大智

2014年度ファイナリストLes Legumeチームリーダー
現 慶應義塾大学 総合政策学部 2年生

第一回目で首都圏外からの参加者が自分たちのチームだけ。
さらに、受験の近い高3でありながらどうにかチームメイトを探して参加したキャリア甲子園。

そんな僕にとってのキャリア甲子園は単純なビジネスコンテストではありませんでした。

地方から参加しようとすると、移動時間や宿泊時間の関係上どうしても長い時間をチームメイトと共有することになります。僕にとってその時間はチームメイトと真摯に向き合える時間でした。

高校生という悩みや課題を多く抱える時期にビジコンに参加するのは勇気がいることかもしれません。けれども、そういう時だからこそ一つのプレゼンテーションを作り上げるために、チームメイトと多くの時間を共有し、全員の思いを一つの作品にできたことには意味があったと思っています。

参加しない理由を作ることは簡単です。高校生の日常はただでさえ忙しいのだから。

でも、その日常から離れてみることで何かが必ず見えるはずです。

キャリア甲子園はあなたにそういうチャンスを与えてくれると僕は信じています。

菊澤 萌

2015年度総合優勝 「MOTION」チームリーダー
現 関西学院大学 国際学部1年生

「あ、そういえばさぁ、こんなのあるんだけど。やってみない?」
何気ない、メッセンジャーに送られたたったひとつのメッセージから、私の夏は始まりました。

 私は高校1年のときに模擬国連という活動に出会い、日本中の高校生が参加する大会で、多くの友人を得ることが出来ました。
その中でも、普段からメッセンジャーを使って、神戸と名古屋という距離がありながらもやりとりしていた三人の友人。彼らに誘われたことで、私はキャリア甲子園に参加することになりました。

 当然ですが、学校が3校にまたがっていれば、県も違い、得意なことも、苦手なこともそれぞれ違う。しかもメンバーの半分は受験生。
そんな私たちがうまくかみ合わさって、一つのチームとして動けたのは、馬が合ったこと、キャリア甲子園自体やテーマを面白そうと思ったこと、そして、「2020年には、こうあるべきだと思う」という考えがあったからだと思います。
逆に言えば、それ以外に共通することなんて無かったのかも。

けれど、それらがあってこそ、そしてそれらのためなら、時間だって距離だって、アイディアだって学生の薄いお財布の中身だって、なんだって投資してやろうと思えました。

ビジネスコンテストと聞いて、「興味あるけど、なんだか難しそうだし、私には遠い世界かな。」なんて思ってしまう人もいるでしょう。一年前の私がそうでした。

きっかけはなんだっていいと思います。「なにこれ面白そう」。十分です。

ただ、その一歩を踏み出すかどうかは、あなた次第です。

佐伯 壮一朗

2015年度総合優勝 「MOTION」
現 大阪大学 医学部 医学科 1年生

もしも、10年後のあなたが高校時代を振り返るとしたら、何を思い出すのでしょうか。
文化祭、体育祭、部活、課外活動…色々ありますね。
私はきっと、2015年夏に開催された、キャリア甲子園を思い出すことでしょう。

高校生最後の夏。つまり、受験の天王山といわれる夏。
そんなときに、私はキャリア甲子園に参加しました。
高校生活の最後に、何か受験の他にもう1つ、燃えられるものがほしい。私にとって、キャリア甲子園が正にそれでした。

私たちにとってキャリア甲子園は、様々な制約との戦いでした。
勉強は疎かにできない。なおかつ、メンバーの住む場所はばらばらで、集まる機会の確保さえ難しい。でも、このような逆境があったからこそ、チームの絆は逆に強まっていったのかもしれません。

質問を変えましょう。
あなたは、10年後に高校生活を振り返って、何を思い出したいですか?
最高の仲間たちと、日本の高校生、そして企業のブレーンたちとの真剣勝負なんて、どうでしょうか?
難しい?それはそうかも。でも、それを楽しめるかどうかは自分次第。

そんなイベント、なんだかわくわくしませんか?

済美高等学校

高市 裕子様 済美高等学校 キャリア教育課長 
2015年度準決勝に、唯一2チームを進出

本校では、生徒一人ひとりの「生きる力を育むキャリア教育」に力を入れており、その中核は2年生全員が取り組む課題研究です。

校内審査を経て選ばれた代表グループが、松山市民会館でのプレゼンに挑みます。
しかし、 ’15の夏は、生徒たちが学校という枠を飛び出し、マイナビ主催のキャリア甲子園にチャレンジ!東京での全国大会出場という大きなチャンスをいただきました。エントリーしてから全国大会の日まで、マイナビさんからのきめ細かいアドバイスを受けながら、目を見張るほど成長していく生徒たちを、驚きと共にほほえましく観察しておりました。

それにしても、全国大会に集まった生徒さんたちのレベルの高さには脱帽でした。今回の経験を“夏の思い出”として終わらせるのではなく、その成果を全校生徒で共有すべく、体育館で報告会を行いました。

さらに、決勝進出を果たした福岡雙葉高校さんをお招きしての交流会を持つなど、その輪を大きく広げることもできました。

レベルの高い大会ですが、その主旨は大変素晴らしく、今後もぜひチャレンジしてほしいと思っています。
済美高等学校

札幌光星高等学校

中村 大輔様 札幌光星中学・高等学校 教諭
2015年度東日本エリアブロックプレゼン予選に札幌から唯一進出

高校3年生で学習する政治・経済(経済分野)への興味・関心を持たせたいと思い参加を呼びかけたことがきっかけでした。

受験生にとって負担になるのではないかなどの不安要素も大きかったのですが,たくさんの生徒が集まってくれました。企画やプレゼンのための事前講座も生徒にとって有意義なもので,社会人に求められる力をイメージできるものでした。

しかし,実際に企画してみると,将来の社会を具体化することに頭を悩ませ,新しいアイディアを出せずに企画書作成は困難を極めました。多くの人にアイディアのヒントを聞いて回る生徒が多かったことが印象的でした。
日頃,正解を探す学習をし続けてきた生徒にとって,正解がない問いに対して自ら考え,自ら表現することは貴重な体験となったと思います。

これらの活動を通じて,社会を見る眼を養い,社会のニーズに応えるビジネスを展開することの大切さを学び,将来の社会をつくる主体であることを自覚してくれました。最終的には,これらの経験を推薦入試などで自己PRをする生徒や今回のアイディアを実現する方法を大学の学びを通して深めたいと考える生徒もいて,生徒の進路実現のモチベーションになったと感じました。

札幌光星高等学校

聖学院高等学校

日野田 昌士様 聖学院高等学校 進路副主任 
2015年度資生堂代表ファイナリスト・チムチムドンドン♪担当教員

本校では21世紀型教育を推進しています。
21世紀型教育には色々な定義や解釈がありますが、本校では「個人」で取り組むのではなく「チーム」で、「答えを覚える」のではなく「答えを作る」ことだと考えています。また、社会と協働することも不可欠と考えています。

そのような中、マイナビが提供するキャリア甲子園は学内に導入しやすく、また良質なアウトプットの場が準備されているため、参加しようと決めました。
特にこだわったのが「授業内で行う」こと。ビジネスコンテストの多くは有料か、有志参加ですが、学校をあげて多くの生徒が取り組むことが重要だと思っています。

生徒たちは答えのないものに自分達の答えを見つける過程で、時には不満を言い、時にはグループ内で対立していましたが、そのプロセスこそが大きな学びを生み出しています。

実際にキャリア甲子園への参加後、他のプロジェクト型学習を行う際、生徒間で「ヌケモレなく」や「具体的には?まとめると?他には?」などの思考プロセスが再現されていました。とても学びの多い取り組みとなりました。

21世紀型教育で最も大切なことは「教員自身が生徒を信じること」と「生徒と一緒に考えること」だと思いますので、このような場が生徒だけではなく、教員の力も引き上げてくれると信じています。

聖学院高等学校

福岡雙葉高等学校

内野 千尋様 福岡雙葉高等学校 国際部 副部長
2015年度内閣人事局代表ファイナリスト・Birth Blaze所属高校

本校の生徒がキャリア甲子園の企画に応募し出場したことによって、企画の立て方やプレゼンテーションの仕方など、様々な面で大きく成長したように感じられ、この機会を作ってくださっているマイナビの方々に感謝しております。

Birth Blazeの生徒達は、キャリア甲子園に学校を通して応募したのではなく、自分たちでこのプログラムを探し、企画を考え、応募しました。応募するまでは、全て自分たちで自主的に行動していました。プレゼンテーション前には、何人かの先生に声をかけて、アドバイスをいただき、それを上手に自分たちのプレゼンテーションに反映していました。1月の全校集会のときに、キャリア甲子園で発表したプレゼンテーションをして、他の生徒達に良い刺激を与えたのではないかと思います。初めて彼女たちの発表を見た先生方も、特に企画の内容やプレゼンテーションの仕方に感心されていました。

これからの社会では、キャリア甲子園で求められるような企画力やプレゼンテーション能力が必要とされます。Birth Blazeの3人には高校を卒業した後も、キャリア甲子園で培った経験を生かして、国際社会に貢献できる大人になってほしいと願っております。

福岡雙葉高等学校

豊島岡女子学園高等学校

鈴木 健史様 豊島岡女子学園高等学校 教諭
2014年度総合優勝チーム「Shock!」担当教員

本校では、参加希望者が自主的に取り組むイベントとして「キャリア甲子園」に第一回から参加しています。

参加した生徒たちとは事務的なやりとりが多く、表彰していただいたチームに関しても、「気がついたら面白そうな企画を考えていた」といった印象です。
ただ、そのように生徒が自分から熱中していった背景には、このイベントの魅力があったからこそだと考えています。

一つには、具体的な年(西暦)を示して未来を考える題材を示していただいた点です。数年先の近い将来は、高校生にとってイメージできそうで難しい良い題材だと感じました。

もう一つには、日常の授業とは雰囲気を異にする講座での学習により、刺激を受けられる点です。
大人の仲間入りをしたように感じられる専用講座は、高校生を本気にさせる力を持っていると感じました。

決勝当日、舞台の裏で非常にリラックスして本番を待つ生徒たちの姿と、舞台上での堂々としたプレゼンとのギャップが印象的で、「この子たちはとてつもない可能性を秘めているのかもしれない」と、感じさせられた場面でもありました。

私自身教員として学ぶことも多い「キャリア甲子園」のこれから展開が、楽しみでなりません。

豊島岡女子学園高等学校